母は、私のマンションから車で5分くらいのところに住んでます。
軽いパーキンソン病ですが、いまのところ症状は手の震えぐらいで、1人暮らしでも生活に不便はありません。
昼間は出掛けることが多く、(スーパー銭湯、整体、地域の高齢者のサークルみたいな)私よりアクティブです。^^
先日、買い物に出たついでに実家の前を通ったら、めずらしく在宅のようだったので寄ってみました。
玄関で声をかけても出てこないので、勝手に入っていくと台所でTVをみてました。
(鍵は開いてました。 まだまだそういう地域なので・・)
「TVの音うるさっっ!!」(><)
最近は耳が少し遠くなってきてるので、TVの音が大きくて、私にしたら大音量。
一瞬、私の姿にドキッとした母ですが、「ちょうど良かった、最近、TVのリモコンのボタンの反応が悪くなってるからみて」と言うので、試してみると、よく使う特定のボタンだけ反応が悪いようです。
以前、私の家のリモコンも同じような症状になり、解体して中を拭いたら導電性が良くなったのか直ったことがありました。
母のリモコンも解体してみようかとも思いましたが、そのリモコンはTVに付いてたものではなく、ケーブルテレビを契約した時にチューナーに付いていたもの。
チューナーとセットでレンタル品です。
そこでケーブルTVのカスタマーセンターに電話して聞いてみると、無償で新しいのを送ってくれるとのこと。
一件落着って感じで、その日は帰りました。
2日ほどしてから、母から電話がありました。
「リモコンが届いたけど、中を開けてみたら、なにやら難しいことが書いてあってわからない、時間がある時に来てほしい」との事。
確かに、TVのメーカーに合わせて設定しないといけないから、それは母には無理かな。
回転寿司のタッチパネルも操作できない人なので。^^;
電話口で説明しようとして、その前に「電池入ってる?」と聞くと、
「わからない」って言うから、裏開けて見てっていうんだけど、「無理、どこかわからんし、出来ないわー」って。
電池が入ってるかどうかの確認、そんなことも出来なくなったのかと思うと切ない気持ちになりました。
・・・壊したらどうしようと思ったのかもしれませんが。
午後に実家に行ってきました。
最近、こういうちょっとした事で呼ばれる機会が多くなってます。
役所等からの書類、何書いてあるか読んでほしいとか。
総合病院の自動受付がわからないから一緒に来てほしいとか。
この前はエアコンの風量の調節が出来ないって呼ばれたっけ。
もともと小柄な母ですが、年とともに身長も縮んで、昔は姿勢もよかったけど、背中も少し丸くなり余計に小さく感じます。
今年84歳の母、見かけだけじゃなくて、なんていうか・・・・、例えば車の乗り降り(助手席で)に時間がかかったり、レジで財布からお金を出すのに時間がかかったり、焼肉が噛み切れなかったり(笑)、色んな場面で老いを感じて、どんどん小さくなっているような気がしました。
「親孝行 したい時には 親は無し」。
悔いが残らないようにしないと、とは思うのですがSOSがあるまでついついほったらかしにしてしまってます・・・。
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