私の実家は、今年で築52年目になります。
元々は父が、母と結婚する前に購入した古い家に住んでいましたが、私が小学校3年生の時、同級生の男の子に、
「おまえの父ちゃん大工やのに、ボロい家に住んでるな」って言われて、その事を父に話すと、
「なんやと! そんな事言われたんか!」
うーーーんと唸って、黙ってしまいました。
それがきっかけで、建て直す事を決めたみたいです。
当時、隣の家が空き家で、家を建てている間そこを借りていたので、私は学校から帰るとすぐに、父の仕事を見に行ってました。
カンナをかけたり、釘を打ったり、ある時は土壁を塗ったり、お風呂のタイルを貼ったり左官屋さんの仕事までこなしていて、見ているのは面白かったな。^^
父はもう20年ほど前に亡くなりましたが、非常に傲慢で、自己中な人でした。
おまけに男尊女卑。
「女は黙っとけ!」、「女のくせに生意気な!」と言われて、母も私もよくグーで殴られましたよ。^^;
でも生活スタイルは真面目で、「飲む・打つ・買う」は全くしない人。
仕事を休むのは、日曜・祝日、あとは盆と正月だけ。
50年、大工として働き続けました。
それは立派だったと思います。
父の生前は、しょっちゅうリフォームしていたので、築52年の割には今でも綺麗なのですが、さすがに最近はガタがきてると思います。
先日も母から電話があって・・。
「大変やわ。玄関のドアを取り替えなアカン。すっごいお金かかかるわ。」
?? さっそく実家に行ってみると・・
玄関の鍵が回らないです。
前から不具合があるのは聞いてました。
ドアが重いとか、鍵がかかりにくいとか。
「鍵屋さんに来てもらって、シリンダーごと交換してもらおうか?」って言うと、
「去年も来てもらって、その時は直ったけど、もう古いから今度はドアごと換えなアカン」って言うんです。

(父が生前の時の看板がまだ置いてあります ^^)
上の写真は家の中から撮ったものですが、実家の玄関はちょっと変わっていて、この外玄関と、もう一つ中に内玄関があります。


ここ数日は、外玄関の鍵がかからなくて、内玄関の鍵だけかけて寝ていたそうです。
ドアを確認すると、確かにドアクローザーもガタガタで、開け閉めする都度、どこかに引っ掛かってる感じです。

シリンダーは全く回りません。

やっぱり交換しないとダメなのかな・・と思いつつ、ダメもとで、去年母が頼んだのとは別の「鍵のレスキュー屋」に電話して来てもらいました。
すると鍵屋さんは、「何とかやってみます」と言ってくれて、
1時間ほどトントン、カンカン、ウイーンウインとやって直してくれました!
ドアが下がって、床と擦れていたので、ドアの底を少し削り、ドア枠側の鍵穴を下にずらしてくれたそうです。
多分、数年は大丈夫でしょうとのこと。^^
もしダメになったら、また呼んでくださいとのこと。
8,800円で済みました。
助かった~!
しかし、母が、今度はシャッターを指さして・・・
「ここ錆びて穴が開いてきてるやろ? シャッターも取り替えんとアカンと思うんやわ」
(;゜0゜)
次から次へと、キリが無いですよ。(><)
あと何年母がここに住むかわからないけど、大きな修繕は出来るだけ避けたいです。
「もう少し頑張って・・」と、父に手を合わせて帰ってきました。

去年11月に植えた葉牡丹。
綺麗に咲いてました。^^
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